16.3.1.例題のシステムの記述:Quantitative System Performance

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16.3.1.例題のシステムの記述


 我々の扱うシステムは16MBの主メモリを持つAmdahl 470 V/7である。それは2つの重要なコンポーネント、バッチとTSO(会話)、と一緒にIBMのMVS OSを走らせている。他の作業負荷要素も存在するが、興味のある性能の質問はバッチのスループットとTSOの応答時間のみに係わっている。
 約200のディスク・ドライブ、IBM 3350、が8つの物理チャネルを通してアクセス可能である。他のデバイス(例えば、ユニット・レコード・ドライブとテープ・デバイス)もシステムに接続されているが、それらは現在のシステムでも将来の想定される任意のシステムでも性能にほとんど影響を与えない。


16.3.2.ベースライン・モデルの構築(1)」に続きます。