第1章終了

昨日やっと、Manufacturing Systems Modeling and Analysis

の第1章の練習問題を終えることが出来た。第2章の前書きを読んでワクワクしてきたのでその文章を和訳してアップする。

生産システムのモデル化と分析のための解析的方法は選択肢を迅速に評価する能力(高速シナリオ解析(=rapid scenario analysis)と呼ばれる)のかなめ石(基礎)であり、この教科書で資料の中心になるものである。関連する要因は特定されなければならないが二次要因は一般に無視されることになる。極端に単純なモデル(本質的に単一装置/リソースのモデル)から始め、これらの状況をモデル化するのに必要な機構と概念が開発される。次により複雑なモデルが、単純なモデルを適切な接続を持ったワークステーションのネットワークに接続することによって作られる。全体の方法は、システムを小さなコンポーネントに分解し、これらのコンポーネントをモデル化し、そして、コンポーネントのサブモデルの適切な組合せによって一般的なシステムを再統合することである。この分解法は広汎な種類の生産への応用において受入れ可能な結果を与えてきた近似的な手順である。実際にはどんな解析的モデルも、正確であれ近似であれ、実世界環境の近似である。答えるべき質問はそのモデルが、設計と運用の意思決定をサポートする解析ツールとして使用するのに充分な精度の結果を産み出すか否かでなければならない。


「第2章 工場モデル入門」前書き より


Rapid scenario analysis これはいい言葉だな。仕事に使えそうな・・・「これがラピッド・シナリオ・アナリシスなのです!」などと・・・。