えらそうに書いてはみたものの・・・

昨日は、仏教でいう、苦集滅道、についてえらそうに

  • 苦:問題に気づく
  • 集:問題の根本原因を見つける
  • 滅:根本原因がなくなった状態を想像する
  • 道:根本原因を除去するための道筋を考えて実行する

などと書いてみたものの、自分のことをかえりみればたいてい「集」のところで頓挫してしまいます。自分が出来もしないのに他人に意見するなよ、などとも思ってしまいます。


問題に気付くところは、わりとすんなりいきます。「毎朝、どうもダルくて会社に行くのがつらいなあ」。はい、これ「苦」ですね。では、この「苦」の原因は・・・・・「昨晩、缶ビール3本も飲んじゃったからなあ。これが『根本原因』だ。じゃあ、これを「滅」してみよう。」・・・・でも、その晩、飲んじゃうんですねえ。・・・まさに輪廻。苦の循環・・・・。


『根本原因』を、もう少し深く掘り下げる必要があるようです。
「なぜ、飲んじゃうんの?」 一昨日の場合は「だって休日なのにお客様のメールで仕事がやってきて全然休めなかったんだもの。飲まずにおられるかよ。」・・・・じゃあ、休日なのに休めない、そのことの原因を追究すべきでしょうか?・・・。お客様が、海外のお客様ということもあります。文化の日で休日なのは日本だけです。・・・・・「じゃあ、何か? 世界で祝日が統一されていないのが根本原因か?」・・・。そんなこと言って、どうやって、これを「滅」するんだよ。政治運動でも始めるのかよ・・・・・・。



いやいや違う!
だいたいあんた(=私)は、いいことがあれば「今日はめでたい。飲むぞ!」って言って、悪いことがあれば「これが飲まずにいられるか!」と言って飲んで、いつも飲む言い訳ばかり言っているじゃないの!。
もっと、「なぜ飲むのか」の理由をつきつめたほうが、いいんじゃないの?



もう、この辺になると苦しくなってきます。「もう、やだ。ビール買ってこよ!」っていうことになって。・・・・・業(ごう)ですなあ。