台湾 新竹

今週は昨日まで仕事で、台湾の新竹(シンチュー)という都市にいました。先週は日本も(というかここ伊勢では)そこそこ暖かったので台湾はさぞ暖かいことだろうとジャンバーを日本に置いていって行ったのですが、今週、日本が寒かったように台湾も気温が下がり、着いてみるとみんなしっかり真冬の恰好をしていました。まあ、こちらの人は日本人より寒がり、ということもありますが。滞在していた街、新竹は別名「風の街(風城)」と言って風が特に強いところなので体感温度が低くなり、寒かったです。よもや台湾でセーターを着ることになるとは思いませんでした。


台湾に来たのは半年ぶりで、私は台湾の雰囲気が好きです。とは言え、ほとんど新竹しか知らず、それも仕事でしか来たことがないので、観光地など知らないのですが、街の雰囲気がごちゃごちゃーっとしていて、(言っちゃ悪いかもしれないけど)適当に煤けていて、きらびやかな道教寺院があちこちにあり、食べ物屋があちこちにあり、バイクが走りまくり、騒々しく活気があり・・・・・何か、身体になじみます。今回は仕事がとても忙しくなるので写真を撮るヒマなどないだろうと予想していたことと、荷物を少なくしたかったことでデジカメを持っていかなかったのですが、すぐにそれを悔やみました。そういうわけで今回は写真はないのですが、昔の写真を載せます。これは2004年3月の写真です。


当たり前ですが、台湾では街に漢字があふれています。中国大陸とは異なって我々になじみのある繁体字なので、何となく意味が分かり、目に飛び込んでくる感じがあります。たとえば、便利商店(コンビニ)でカップラーメンを買ったときについてきた割り箸の袋に書いてある文字は

維力  維心造美食  力創新生活

何となく意味がわかるような・・・。ぐぐってみると、維力食品というカップ麺の会社があるようです。裏側には

免洗筷製造商・・賢山企業有限公司
地址・・南投縣竹山鎮延平五路13號 電話・・(049)2643026
材質・・木筷
製造日期・・二○一○年十一月六日 有效日期・・二○一二年十一月六日
本産品經檢驗合格不含螢光劑及漂白請安心使用

こんな感じで、ついつい読んでしまいます。こういうところも、好きです。