台湾で見た日本語

台湾は新竹(シンチュー)で夜、便利商店(コンビニ)に行って缶ビールとおつまみを買おうとした時に、おつまみをいろいろ見ていたら日本語が書かれているものがありました。中身は裂きイカなのですが、日本からの輸入物かなと思って手にとってみると台湾で製造されているものでした。日本人観光客を狙ったものなのか、それとも日本語を異国趣味で使用しているのか(よく日本で、日本人向け商品に格好つけて英語の表記を入れるように)、判然としません。ちょっとどこか変な日本語です。

北海道から新鮮なイカの胴部分で
柔らかく仕上げた薫製
プルンと肉厚で甘い

そしてその左には

徳国産高級欅木使用
燻烤魷魚糸(スモークイカ

スモークイカという言葉はあまり日本では聞かないですよね。これは裂きイカでした、食べてみたところ。


私は新竹(シンチュー)以外知らないので、台湾全土に一般化出来るかどうか分かりませんが、街の店の看板の表記でよく見る日本語の文字は「の」の字です。漢字ばかりズラリと並んだ店の看板の表記の中に1箇所だけ、ひらがなの「の」の字が入っているのです。「皇家の婚禮」という感じにです。「の」の字があちらではちょっとカッコイイのかもしれません。


台湾での「の」の字について検索してみたら、こんなエントリーがありました。