漢字で書かれているのがありがたい

さて、台湾での話です。


新幹線(台湾では高鉄と言います。)の桃園駅。漢字で書かれているので、(発音出来ないけれど)読めてしまうところが、台湾のありがたいところです。「月台」はプラットフォームのことです。



はい、桃園(タオユエン)駅です。



新幹線の中です。私は中国語は分かりませんが、ついつい読んでしまいます。何となく意味が分かりますよね。
緊急状況に遇(あ)ったら列車停止後に、蓋の板を拉(ひっぱって?)破って並びに把手(とって)を轉(=転。ころがす?)、即、車門(ドア?)が開くことが可で、緊急に逃げて生き(のびなさい?) 故無く使用すると法に依(よ)って究(明)され弁(償)だよ(?)


これが中華人民共和国のほうへいくと、日本人にはなじみの薄い簡体字なので読みづらいです。台湾は旧漢字なので、戦前の書物を読むような感じで読めばなんとかなります。



緊急状況に非(あら)ざるときは請う、使用する勿(なか)れ(?)



「小心」は「注意して下さい」ということなので、プラットフォームのすき間に注意、ってことでしょう。きっと。



新幹線の姿です。


そういえば、写真には撮りませんでしたが、町で売っている殺虫剤の「虫」の字が「蟲」という字になっていて(あと「剤」もちょっと複雑な字)、いかにも虫がわいている感じがしておもしろいと思いました。