Excelを使った逆行列の求め方

今度はExcelを使った逆行列の求め方を紹介します。簡単にいえば、これにはExcelの関数、MINVERSE(範囲)、を用います。以下、例として
A=\left(\begin{array}1&-1&0\\1&1&1\\0&1&1\end{array}\right)
逆行列を求めてみます。まず

のようにAの行列の内容をExcelに書きます。次に適当な場所に「逆(A)」を入力します。(本当はA^{-1}と入力したいところですが、Excelのセルに入力出来ません。)

次にその横に、逆行列を表示させるエリア(この場合は3×3)をセルをドラッグして指定します。

次に「=MINVERSE(」と入力します。

次にドラッグしてAの行列の範囲を指定します。

次に「)」を入力して、次にSHIFTキーとCTRLキーを押したままENTERキーを押します。

そうすると、選択した箇所にA逆行列が表示されます。これが逆行列の求め方です。