Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(17)
原文は
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表9はであり、到着間隔時間が 、 であり、トラフィック強度が3つの値をとる場合ので観測される、対応する最大値と最小値を示している。次に表10は表8と9でのケースについての期待待ち時間の重負荷近似(2.14)と新しい近似(2.24)と正確な値の集合とを比較している。個々のケースにおいて正確な値の集合は最小値、中間、最大値を与えることでまとめてある。(2.24)に基づく新しい近似値は、(2.14)に基づく重負荷の値から明らかに改善している(表10)。一般に、新しい近似は、の時近似におけるさらに若干の簡略化をもたらすような変更がよりよい精度を提供するが、適切であるように見える。
表9
de Smit (1983a, 1983b, 個人的やりとり)によるモデルの期待待ち時間(サービス時間を除く)の正確な値の範囲、、到着過程の場合。個々のケースにおいて平均サービス時間は1である。
表10
トラフィック密度の モデルについての期待待ち時間(サービス時間を除く)の近似と表8と9による正確な値との比較到着間隔時間分布はの時、決定論的、の時、アーラン、の時、超指数。
表11はであるようなモデルについて、特にであるようなモデルについての期待待ち行列長の近似をSeelen、Tijms、van Hoorn (1985)による正確な値と比較している。(2.24)における新しい近似は古い近似よりも若干大きい値をもたらす(表11)。高いについてのこの領域におけるこの方向での、しかし小さなとについての他の方向での、さらなる改造は新しい近似を改善するであろう。
表11
の モデルの期待待ち行列長(処理中の客を除く)の近似とSeelen、Tijms、van Hoorn (1985)による正確な値との比較