Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(29)

原文は

から入手出来ます。


4.3. 数値比較
 セクション4.1のEDc_D^2の近似値をM/D/mM/H_2/mc_s^2=2.25でバランスのとれた平均)において正確な値と比較する。最初のケース(表23)にはKuihn (1976)からのデータを用い、2番目のケース(表24)にはGroenevelt、van Hoorn、Tijmns (1984)からのデータを用いた。これらのケースは、c_D^2の近似は通常適切であるが、その精度はサーバ数mが増加するにつれて低下することを示している。ED=(EW)/P(W>0)なので、EDの近似の性能は、EWP(W>0)の近似(表1〜22)の性能が与えられると容易に予測できる。Seelen、Tijms、van Hoorn (1985)はEDの正確な値の表を提供している。


表23
M/D/mモデルについてのEDc_D^2の近似値のKuihn (1976)による正確な値との比較

\rho=0.95と0.98についてのEDの値はSeelen、Tijms、Hoorn (1985)から来ている。


表24
c_s^2=2.25M/H_2/mモデル(バランスのとれた平均を持つ超指数分布)についてのEDc_D^2の近似値のGroenevelt、van Hoorn、Tijims (1984)による正確な値との比較