GI/G/sの待ち確率と平均待ち行列長の近似式
今までの「待ち確率の近似式(13)」と「平均待ち行列長の近似式の精度比較(15)」から、以下を結論とします。(以下、式の番号は新しく振り直しました。)
一般の待ち行列GI/G/sの待ち確率(ジョブが到着した際に、装置が台全て処理中である確率)の近似式は、
- ・・・・(1)
- ただし
- :装置稼働率
- ・・・・(2)
- :ジョブの到着間隔時間の変動係数
- :装置の処理時間の変動係数
- は
- の時
- ・・・・(3)
- の時
- ・・・・(4)
- の時
平均待ち行列長の近似式は
- の時
- ・・・・(5)
- の時
- ・・・・(6)
これで、「当面の目標」を達成することが出来ました。