小惑星

ロシアでの隕石が話題になっていますが、ネットをぶらついていたら、実はちょっと違っていたらもっととんでもないことになっていたかもしれないことが同じ日に起きていたことを知りました。以下の図はNASAのページからの引用です。

http://www.nasa.gov/topics/solarsystem/features/asteroidflyby.html
小惑星(名前は「2012 DA14」というのだそうです)が地球のそばを通過したのです。その重さは13万トンだそうです。一方、ロシアのあの隕石は重さ1万トンとNASAは推定しています。
この広い宇宙から見たらこれはもう急接近(ニアミス)で、ちょっと間違っていたらぶつかっていたでしょう。実際、小惑星の軌道は地球の重力で、ぐっと曲がっているのですから。最初この図を見たとき私はうかつにもこの緑色の軌道を月の軌道と勘違いしていました。「うわあ、月よりも近くまで小惑星が接近したんだ」と驚いていました。しかしよく見るとGeosynchronous Ringと書かれています。分からない単語なので辞書で調べたら「静止衛星軌道」とのこと・・・・・おいおい! そんな近くまできたんかい! あやうく地球のお月さんがもう一つ増えるところだった。それだけならまだましですが、ほんと危ないところだったんじゃないでしょうか。なのに、そんな大変なことがあったという実感が全然ありません。それにこの話、あまりテレビでは見かけません。いったい何なんでしょう。


今回の感想ですが、案外人類滅亡の日というのは前兆もなく急に襲ってくるんじゃないかと・・・・・。