前山古墳

家の比較的近くにある古墳です。

あまり大きくはありません。

6世紀後半から7世紀初頭というと、仏教が百済から伝わり、朝廷に広まり始めた頃。そして蘇我氏物部氏を滅ぼした事件があり、聖徳太子が活躍し始めたのが7世紀初頭です。その頃、このあたりがどういうふうだったのか・・・・。


以前読んだ

では、古墳は見せるもの、という話が書かれていました。権力者は自分の力を見せるために、目立つ場所に古墳を築いたそうです。そして古墳は今でこそ木が生えていて古風な感じですが、造られた当時の古墳というのは表面を葺き石で覆われた人工的な外見だったそうです。この古墳の主が誰だか知る手立てもないのですが、なるほどこの古墳は小高い丘の上に作られています。

写真に写っている線路はJR参宮線です。



伊勢には古墳がいくつもあるようですが、大きな古墳はなさそうです。



築造当時の様子を復元した古墳の例(Wikipediaより。愛知県春日井市大留荒子古墳)。上の前山古墳もこんな感じだったのでしょうか。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/9f/Odome-arako_kofun01.jpg