やはり桜のこと


昨日は強い風を伴う雨で、花が散ってしまわないかとハラハラしました。今朝も風は強いままで、この写真を撮った時も花びらが風に舞っていました。
なのに、土曜日には大荒れの天気が予想されている、とのこと。もうひょっとすると、今日と明日だけかもしれません、このような桜を見ることが出来るのは・・・・・。



桜の木に私が今朝、「はかないものだね」と言ったところ、桜が「私達から見ればあなた方人間のほうがよっぽどはかない存在ですよ」と言われた。ほんとにそうなのかな。とにかくそう言う桜はとても魅力的だ。

おお、生よ、おまえの目に、さきごろわたしは見入った。そしてわたしは底知れぬ深みのなかへ沈んでいくような気がした。


ニーチェツァラトゥストラ」 第二部 「舞踏の歌」 手塚富雄訳 より


リヒャルト・シュトラウスツァラトゥストラ」より「舞踏の歌」