M/G/1/2待ち行列(2)
では、「M/G/1/2待ち行列(1)」で求めた
- ・・・・(9)
- ・・・・(11)
- ・・・・(12)
- ただし
- ・・・・(16)
が本当に正しいのか、M/D/1/2待ち行列の場合と待ち行列の場合について確かめてみます。まず、M/D/1/2の場合です。
M/D/1/2の場合、サービス時間の分布は
- ・・・・(17)
となります。ここではディラックの超関数で、
- の時
となるような関数(の極限)です。またはサービス時間(この場合は固定の値)です。式(16)に(17)を代入すると
よって
- ・・・・(18)
ところで
なので式(18)は
- ・・・・(19)
となります。これを式(9)(11)(12)に代入すると
となり、「M/D/1/2待ち行列」の式(13)(14)(12)と同じになります。これでM/D/1/2の時に式(9)(11)(12)(16)が正しいことが分かりました。