では次に「M/G/1/2待ち行列(1)」で求めた
- ・・・・(9)
- ・・・・(11)
- ・・・・(12)
- ただし
- ・・・・(16)
が待ち行列の場合に正しいのか確かめてみます。
この場合サービス時間分布が2次のアーラン分布なので「アーラン分布」の式(1)にを代入して
- ・・・・(20)
と書くことが出来ます。この分布の場合、「アーラン分布」の式(10)に示したようにサービス時間の平均値は
なので、サービス時間の平均値をとすると
よって
- ・・・・(21)
となります。式(21)を(20)に代入して
- ・・・・(22)
となります。これを式(16)に代入すると
- ・・・・(23)
ここで
なので式(23)は
- ・・・・(24)
となります。ここで「アーラン分布」の式(4)(ここでは数を振り直して式(25)とします)
- ・・・・(25)
を用いると
よって
- ・・・・(26)
となります。式(26)を(9)に代入して
よって
- ・・・・(27)
次に式(11)に(26)を代入して
よって
- ・・・・(28)
次に式(12)に(26)を代入して
よって
- ・・・・(29)
式(27)(28)(29)は「M/E2/1/2待ち行列」の式(10)(11)(12)と一致します。よっての時にも式(9)(11)(12)(16)が正しいことが分かりました。