「答志島にはワカヒルメのミコトが住むか?(9)」の続きです。
その後、もう一度、答志島に行きたかったのですが、梅雨の間は天気が悪くて行けず、夏は夏でとても暑かったので行けず、9月はまた、休日のたびに雨になり行けず、で、やっと今日、行くことが出来ました。今回は、答志島に行って、八幡神社と美多羅志(みたらし)神社の神様に直接、ワカヒルメのミコトのことをお尋ねしよう、と思いました(本気か?)。
今日は、もっと秋晴れになるかと思っていたのですが、残念ながらそれほどの天気でもありませんでした。あとで、晴れてきたのでしたが・・・・。
この中央に見える山というか島というか、その頂上に鎮座されているのが八幡神社です。まずは、ここにお参りに行きます。
答志島の近くにある独立した島でしたが、今は橋や堤防で答志島につながっています。
ご祭神を見たのですが、ワカヒルメのミコトはいらっしゃいませんでした。しかし、この「伯母子神」というのが気になります。ワカヒルメのミコトはアマテラスオオミカミの妹です。そして天皇家はアマテラスオオミカミの子孫とされています。とすると、ワカヒルメのミコトは天皇家にとっての伯母にあたるのではないか、と。そんなことを考えました。
本殿を写してはいません。107段の石段を登ってきたせいか、参拝するときにとても心が静かになりました。
・・・・とは言いながら、しばらくしてから私は神様にお尋ねしました。「実は、ここにはワカヒルメのミコトがおられるのではないのですか?」 まるで日本書紀にある神宮皇后の話のようです。「この神のほかにまだ神がおいでになりますか?」「まだおいでになりますか?」「まだおいでになりますか?」・・・・・。神は何ともお答えになりませんでした。