答志島にはワカヒルメのミコトが住むか?(12)

次は、美多羅志(みたらし)神社に向かいました。



見えてきました。本当はバイクとか、車とか、台車を押すお婆さんとかいたのですが、そういうのは写真に撮っていません。




美多羅志神社に着きました。八幡神社には数年前にも行ったことがあるのですが、ここをお参りするのは初めてです。




そこには、若い夫婦がいて、お母さんのほうは赤ちゃんを抱っこして、お参りしていました。お二人の靴はこの敷居の前で脱いでありました。これを見て、

の美多羅志神社のところの動画で説明があったことを思い出しました。

・・・答志島ではここの段のところで履物を脱いで、ここからは素足で上がります。子供が生まれると、百日目で子供とお参りするのです。その時にお母さんが浜で白い石を12個「ひらってきて」、その白い石と一緒に子供の成長をお参りするというのが「百日参り」ですけど、その時にだからみんな島の人達は生まれる度に12個ずつ白石を置いていくので、だんだん増えますよね。それとあと、やっぱそういう気持ちもこもっているのか、私たちも誰に言われたわけではないですけど、履物をそこで脱いで、ここはこやって土足で上がらずにお参りするっていうのが、誰かに教えられたわけではないですけれども、みんなそうしてるんで、みんな島の人はそうしてますね。


「島探検:潮風の宿 やま七」の動画での女将(はなちゃん)のお話

私は、そうか、ここで靴を脱がなければ、と思いました。若い夫婦がお参りをすませたあと、私はこの白石が敷き詰められた中を、靴を脱いで進みましたが、足の裏がいたい! 石が格段とがっているわけではないのですが、内臓が悪いのか(いや、最近、精密検査してもらったけれど、内臓はどこも悪くない、というお医者さんの話だったが)、あるいは単に体重が重いのか、とにかく痛いです。足ツボを押さえられた感じで、痛い痛いと思いながら、賽銭箱の前まで進みました。写真からはよく分からないのですが、本殿のすぐ後ろは山で、本殿の上に、山の木々のぎっしり詰まった葉が見えて、それが山の奥深さを感じさせて、ちょっと「森厳」という言葉を思い出しました。

手を合わせてお祈りすると、ここでも、スッと心が静かになります。一通り、いろいろなお願いをしたあとで、ここの神様に、ワカヒルメのミコトのことをお尋ねしました。すると、神様が「おお、それなら、この東」と言われているような気がしました。東というと、やはり八幡神社でしょうか? もとより、私の気の迷いかもしれないのであてになりません。