2008-02-04から1日間の記事一覧

トラヤーヌス

皇帝。五賢帝の2番目。 たとえばウェスパシアーヌスの時代のことを考えて見よ、そうすればつぎのようなものを残らず見出すだろう。 ・・・・・つぎにトラヤーヌスの時代に移って見よ。そこでもなにからなにまで同じことだ。 (「自省録」マルクス・アウレー…

ウェスパシアーヌス

皇帝。 たとえばウェスパシアーヌスの時代のことを考えて見よ、そうすればつぎのようなものを残らず見出すだろう。 ・・・・・つぎにトラヤーヌスの時代に移って見よ。そこでもなにからなにまで同じことだ。 (「自省録」マルクス・アウレーリウス著、神谷美…

ファウスティーナ

マルクスの妻。前皇帝アントーニーヌス・ピウスの娘。 (神々からは)私の妻のようなあれほど従順な、あれほど優しい、あれほど飾りけのない女を妻に持ったこと。 (「自省録」マルクス・アウレーリウス著、神谷美恵子訳 岩波文庫より)

テオドトス

不明。 (神々からは)ベネディクタにもテオドトスにも触れなかったこと。また後に恋愛の情に駆られたことはあっても、それから癒されたこと。 (「自省録」マルクス・アウレーリウス著、神谷美恵子訳 岩波文庫より)

ベネディクタ

不明。 (神々からは)ベネディクタにもテオドトスにも触れなかったこと。また後に恋愛の情に駆られたことはあっても、それから癒されたこと。 (「自省録」マルクス・アウレーリウス著、神谷美恵子訳 岩波文庫より)

ルーキウス・ウェールス

マルクスの義弟。マルクスとともに皇帝となるが職務にはそれほど熱心ではなかった。しかしマルクスへの尊敬の念を常に持ち、二人の間は平穏に過ぎていった。早く病没し、その後はマルクスが単独の皇帝としてローマを統治した。 (神々からは)弟として、私の…

クラウディウス・マクシムス

ストア派哲学者。マルクスにより執政官に任ぜられ、次でパンノニアの副総督(レガートス)、アフリカの地方総督に歴任する。 マクシムスからは、克己の精神と確固たる目的を持つこと。 (神々からは)アポローニウス、ルスティクス、マクシムスを知ったこと…

上位エントリ:マルクス・アウレーリウスの「自省録」に登場する人名