腰を痛めてしまった・・・・イテテッ!

けさ、朝食後に立ち上がろうとしたら腰に「イタタッ」と来て、腰を痛めてしまいました。10年ぐらい前にコタツを一人で移動させようとして腰痛になって以来、潜在的な腰痛持ちではありました。ですから、重い物を持ち上げる際は気をつけていたのですが・・・・・・・。今回は、箸と茶わん、というごく軽い物しか持っていないのにこんなことになってしまい、そのことがショックです。直後は精神的に動揺していました。「やっぱ50になると・・・」という言葉が頭をかすめました。
今は、以前、病院で貰った湿布を貼り、これまた病院でもらったコルセットをしていますが鈍痛が続いています。やれやれ、今日はおとなしくしていないといけなさそうです。


私の空想は古代エジプトに飛びます。オシリス神の復活の儀式の際、背骨を立てる動作がなぜ大切だったのか分かったような気がします。

背骨は大切ですね。背骨は心も支えていてくれているという実感が湧きます。

    • このジェドにおける頭部と背骨との結合の意味はとりわけ一つの祈りから確証することができる。それは死者の首すじの上に黄金のジェドを置く時に唱えられるものである、すなわち「立ち上がれ、おおオシリスよ、おん身はおん身の背骨を持ちたり、おお静かなる心臓よ、おん身はおん身の首すじと背中の留め具を持つ、おお静かなる心臓よ。おん身自らをおん身の土台の上に据えよ」。


エーリッヒ・ノイマン著 林道義訳「意識の起源史」の「Ⅱ変容、すなわちオシリス」より


上の画像を検索している時に、古代エジプト宗教思想に関するすばらしい日本語のサイトを見つけました。これから読んでみます。このサイトに出会えたということは、腰を痛めてしまったことも、まったく良くなかったというわけでもないようです。