月夜見(つきよみの)宮


桜の花びらが風に舞う中を、お参りに行きました。



伊勢神宮を構成する125社の中にはツキヨミの宮」が2つあります。1つは外宮の別宮月夜見宮で、もう1つは内宮の別宮「月読宮」です。内宮ご正宮のご祭神がアマテラスオオミカミで太陽の神であるところから、その別宮としてツキヨミの宮が存在することは分かりますが、外宮の別宮にもツキヨミの宮があることは、外宮ご正宮に祭られる神ひょっとしたら太陽の神ではないか、という疑いを起こさせます。というのは、外宮に祭られる神「トヨウケノオオカミ」は日本書紀に登場しない(古事記には1回だけ登場する)非常にマイナーな神であるため、その正体がよく分からないからです。




昨日訪れたのは、外宮別宮の月夜見(つきよみの)宮です。
もし、内宮、外宮どちらの神も太陽神であるならば、そのことは鏡宮のご祭神「岩上二面神鏡霊(いわのうえのふたつのかみかがみのみたま)」を連想させます。2つの鏡・・・・。



境内の大きな木