future-humanさんこと吉岡さんから直球が来た。さらにid:sap0220さんの強力な力添えが入っている。
いやぁ小野さん、ここまで書くのに4時間もかかりましたよ。笑
と書かれているのがさもありなんという、読ませる文章でした。各章のタイトルもなかなか引き締まっています。
- 「個」と「個性」
- ウェブでは個人を特定される方が得をする
- 「パーソナルな視点」と「パブリックな視点」
- まずは無条件で応援する
私がそれに対して、ちゃちゃっと十数分で書いてしまうのが申し訳ないが、まあお許しを。
吉岡さんとは今度(だいぶ先だが11/30)お会いすることにしているのだが、その時私が何か助言出来るとも私には思えない。私に出来ることは「応援するよっ!」ということを伝えるだけのような気がする。それは吉岡さん自身が書かれているように
たとえばここで「オープンアクセスの日についてお前は何か説明できるのか?」と聞かれれば、僕は迷わずこう答えます。
「できません」と。
「そもそもオープンアクセスとは何ぞや?」と聞かれれば、こう答えます。
「わかりません」と。
「じゃあ、なんでバナーを貼ってるんだ!?」と聞かれれば、こう答えます。
「応援したいからです」と。
私も「応援したいから応援する」という気持ちです。何かよさそうなニオイがするんですね。世知辛い世の中に風穴を開けようとするような。
吉岡さんにお会いしたら私はきっと伊勢神宮をご案内しながら伊勢神宮のウンチクたれるような気がしています。伊勢神宮には関連する社がいっぱいあるのです。(ご興味のある方はこちらをクリック→玄松子神社参拝の記憶 ここには125社と書かれています。) その中の私のお勧めのところが吉岡さんの気に入ってもらえたら、一緒に吉岡さんの野望と私の野望の成就を祈願する、そんなことが出来たらなあ、と空想しています。
それから小野さん(sap0220さん)へ。小野さんが
で紹介されていた「はじめての中沢新一。」を先日読み終わりましたが、何かここの内容とも関係しそうな気がしてきました。
贈与の方は、今の社会では周辺的な部分に 押しやられて お中元とかクリスマスプレゼントとか バレンタインデーとか そういうところでしか、 あるいは政治的な収賄というかたちで 行われています。 しかしこの贈与は わたしたちが 人間と人間とのあいだに 心の交流を作りあげるには 最重要なものです。 ところが、貨幣を使ってやる 交換というのは、人間と人間のあいだに 人格的なつながりを 作りだす必要がない経済行為です。 実際、 コンビニエンスストアに行って、 わたしたちは お金を払ってものを買いますが、 そのときお店の人とも、 商品を作った人とのあいだにも 人格的な関係は発生しません。 ところが贈与だと 人格のつながりが発生するんですね。 第38回 論理が人間を分離する----はじめての中沢新一。
それは先ほど言いました 人間の心が発生した最初のメカニズム、 モジュールとして作られたものが いったいどういうふうな構造を 持っているか、 それをもっとはっきりと 数学やらなにやらを使って、 人間とはこういうものなんだよ、 ということをつかみだしたいんです。 そうすると今わたしたちが ごく当たり前のものだと考えている 国家や、資本主義の経済システムや 社会のあり方でさえもが、 新しいあり方で見ることが できるようになるし、 もしもその目を持つことが できるようになるとしたら 今わたしたちの世界が直面している 様々なデッドロックに 乗りあげているものを 超えていくヒントが得られるのではないか という気がして仕方ありません。 第43回 贈与が求められている時代----はじめての中沢新一。
あまりまとまっていませんが、ここまで