Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(15)

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 De Smit(個人的なやりとり)はG/H_2/mモデルについての彼のアルゴリズム(de Smit 1983a, 1983b)に基づく数値実験の大きな集合を実行した。私はこれらの数値結果を用いてm=2,4c_s^2=9.0のケースについてG/H_2/mモデルにおける期待待ち時間の近似を正確な値と比較した(表7)。正確な値はバランスのとれた平均の、つまり(2.28)におけるrr=1/2H_2サービス時間分布についてである。到着間隔時間分布はc_a^2=0.0、0.5、2.0、9.0の時それぞれDE_2H_2r=1/2)である。c_a^2=c_s^2=9.0のケースでは新しい近似(2.24)は重負荷近似(2.14)に一致する。他のケースでは新しい近似は、いつもというわけではないが、通常よりよくなっている。


表7
c_s^2=9.0であるようなG/H_2/mモデルにおける期待待ち時間(サービス時間を除く)の近似とde Smit (1983a, 1983b, 個人的やりとり)による正確な値との比較

到着間隔時間分布はc_a^2=0.0の時決定論的(D)、c_a^2=0.5の時アーラン(E_2)、c_a^2>1の時バランスのとれた平均を持つ超指数(H_2)である。サービス時間分布は、全体平均が1であるようなバランスのとれた平均を持つ超指数である。