ルベーグ積分30講
- 作者: 志賀浩二
- 出版社/メーカー: 朝倉書店
- 発売日: 1990/09/01
- メディア: 単行本
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以下は目次です。
第1講 広がっていく極限
第2講 数直線上の長さ
第3講 直線上の完全加法性の様相
第4講 ふつうの面積概念: ジョルダン測度
第5講 ルベーグ外測度
第6講 ルベーグ内測度
第7講 可測集合: ルベーグの構想
第8講 カラテオドリの構想
第9講 カラテオドリの外測度
第10講 可測集合族
第11講 測度空間
第12講 ルベーグ測度
第13講 可測集合の周辺
第14講 測度論の光と影
第15講 リーマン積分
第16講 ルベーグ積分へ向けて
第17講 可測関数
第18講 可測関数の積分
第19講 積分の基本定理
第20講 積分の性質
第21講 上のルベーグ積分
第22講 可積分関数のつくる空間
第23講 完備性
第24講 −空間
第25講 完全加法的集合関数
第26講 ラドン・ニコディムの定理
第27講 ヴィタリの被覆定理
第28講 被覆定理の応用
第29講 フビニの定理
第30講 位相的外測度
さて、今回「第1講 広がっていく極限」「第2講 数直線上の長さ」は読み終わりました。「第2講」のキモは、測度(この場合は1次元の測度)の有限加法性を完全加法性に拡張したところです。しかし、ここまででは、なぜこれが大変なことなのか分かりません。