ルベーグ積分30講

ルベーグ積分30講 (数学30講シリーズ)

ルベーグ積分30講 (数学30講シリーズ)

この本は随分前に買って、読み始めて挫折した本です。今回、「サイバネティックス 第2章 群と統計力学」を検討したのをきっかけにして、再度トライしてみたくなりました。
以下は目次です。

第1講 広がっていく極限
第2講 数直線上の長さ
第3講 直線上の完全加法性の様相
第4講 ふつうの面積概念: ジョルダン測度
第5講 ルベーグ外測度
第6講 ルベーグ内測度
第7講 可測集合: ルベーグの構想
第8講 カラテオドリの構想
第9講 カラテオドリの外測度
第10講 可測集合族


第11講 測度空間
第12講 ルベーグ測度
第13講 可測集合の周辺
第14講 測度論の光と影
第15講 リーマン積分
第16講 ルベーグ積分へ向けて
第17講 可測関数
第18講 可測関数の積分
第19講 積分の基本定理
第20講 積分の性質


第21講 R^k上のルベーグ積分
第22講 可積分関数のつくる空間
第23講 完備性
第24講 L^2−空間
第25講 完全加法的集合関数
第26講 ラドン・ニコディムの定理
第27講 ヴィタリの被覆定理
第28講 被覆定理の応用
第29講 フビニの定理
第30講 位相的外測度

さて、今回「第1講 広がっていく極限」「第2講 数直線上の長さ」は読み終わりました。「第2講」のキモは、測度(この場合は1次元の測度)の有限加法性を完全加法性に拡張したところです。しかし、ここまででは、なぜこれが大変なことなのか分かりません。