ごちゃごちゃ数式書いているのに興味を持ってもらって感謝です。

これはシュンポシオン横浜ネタです。


12月13日開催されたシュンポシオン横浜(結局、何の集まりなんだっけ?)

の席で、何人かの方から「あの数式の意味は何だ?」「何だか分からんけど見ている」というお話をお聞きして、感激しております。ところが、私が書いたポジションペーパー(=自己紹介ペーパー)の内容から、ちょっと誤解が生じたようなので訂正します。
もうここ1年以上、ごっちゃごちゃ数式を書いてやっているのは、下の図

のうちの、皆さん、「話が分かった!」「納得!」と言って下さる左上の

この図のこと(「工場にはボトルネックが1つ存在する(1)参照)ではなくて、まだ説明していない左下の

この図のことなのです。応用数学の一分野で「待ち行列理論」というものです。私は奇を衒って式をごちゃごちゃ書いているつもりはなく(無意識にはあるかもしれませんが・・・)いろいろな物事の待ち時間を求める、というのは意外に難しい問題でして、簡単に答が分からないため、しこしこ小さな問題を解いて、一歩一歩、答の方に進んでいる(実感としては山登りしている感じ)のです。ということで「あの数式の意味は何だ」と言われると、

  • 「工場で部品が装置を待っている時間を知りたくてやっている試行錯誤の過程です。」

とお答えするのが適切かと思います。


それにしても、工場運用と関係ない方々からも関心をいただき、ありがとうございます。m(__)m