16.6.参考文献:Quantitative System Performance

16.5.エピローグ」の続きです。(目次はこちら

16.6.参考文献


 待ち行列ネットワーク・モデル化ソフトウェアの構造についての我々の議論はGrahamとLazowskaとSevcik [1982]による取扱いに基づいている。この論文は図16.1の引用元である。
 1970年代終わりから利用可能でそれ依頼かなりアップデートされたBEST/1は最も早くからの市販待ち行列ネットワーク・モデル化パッケージのひとつである [BGS 1982a]。より最近のパッケージにはCMF/Model [Boole & Babbage 1983]、RESQ [Sauer他 1982]、MAP [QSP 1982a, 1982b]が含まれる。
 既存システムのモデル化のための高級フロントエンドの例はCAPTURE/MVS [BGS 1982b]であり、これはMVSの性能モニタ・データからBEST/1の入力を用意する。
 データベースの作業負荷記述のシーケンスを含むデータベース性能予測のための階層的ツールの構造の作り方の観点はSevcik [1981]によって提供された。System 2000データベースの性能を予測するためのフロントエンドはCasas Raposo [1981]によって記述された。

  • [BGS 1982a]
    • 「BEST/1ユーザーズ・ガイド」 BGS System Inc., Waltham, MA, 1982.
  • [BGS 1982b]
    • 「CAPTURE/MVSユーザーズ・ガイド」 BGS Systems, Inc., Waltham, MA, 1982.
  • [Boole & Babbage 1983]
    • 「CMF/Model」 Boole & Babbage, Inc., Sunnyvale, CA, 1983.
  • [Casas Raposo 1981]
    • I. Casas Raposo. 「データベース・システムの解析的モデル化: System 2000性能予測機の設計」Technical Note 25, Computer Systems Research Group, University of Toronto, July 1981.
  • [Graham他 1982]
    • G.S. Graham, E.D. Lazowska, K.C. Sevcik. 「待ち行列ネットワーク・モデルの解のためのソフトウェア・パッケージの諸要素」Proc. CPEUG '82 (1982), 183-187.
  • [QSP 1982a]
    • 「MAPユーザーズ・ガイド」 Quantitative System Performance, Inc., Seattle, WA, 1982.
  • [QSP 1982b]
    • 「MAPリファレンス・ガイド」 Quantitative System Performance, Inc., Seattle, WA, 1982.
  • [Sauer他 1982]
    • Charles H. Sauer, Edward A. MacNair, James F. Kurose. 「The Research Queueing Packageバージョン2:紹介と例」 Report RA 138, IBM T.J. Watson Research Center, 1982.
  • {Sevcik 1981]
    • K.C. Sevcik. 「解析的モデルを用いたデータベース・システム性能予測」 Proc. 7th VLDB Conference (1981), 182-189.


第17章 RMFデータからのモデルの構築」に続きます。