ケルト

聖杯伝説をめぐって(4)

これは聖杯伝説について私が思っていること感じていることを気ままに書いているものです。 実は私はワーグナーのパルジファルの音楽が嫌いでした。第1幕への前奏曲を聴いた時、なんて抑圧的な音楽だろう、と感じました。何か上から権威で押し付けるような感…

聖杯伝説をめぐって(3)

これは聖杯伝説について私が思っていること感じていることを気ままに書いているものです。 では聖杯と何か、についてですが、ブルフィンチの「中世騎士物語」ではこう説明されています。以下の文章では聖杯はサングリアルという言葉で表されています。 サン…

聖杯伝説をめぐって(2)

これは聖杯伝説について私が思っていること感じていることを気ままに書いているものです。 ユングの夢のつづきです。 私はなんとなく心細くて周囲を見まわすと、私が高い城壁に立っていることがわかった。城壁の下の方は一種の講師垣で囲んであったが、それ…

聖杯伝説をめぐって(1)

聖杯伝説というのは日本ではまだなじみが薄く私には今ひとつピンとこないですが、どうも気になっていて、最近、YouTubeでワーグナーのパルジファルを見ています。 気になっているからには何かひっかかっていることがあるに違いなく、今の私のもやもやを何と…

中世騎士物語

中世騎士物語 (岩波文庫)作者: ブルフィンチ,野上弥生子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1980/02メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 57回この商品を含むブログ (18件) を見る イギリス中世の伝説の本です。 前半はトマス・マロリの「アーサー王の死」を典…

騎士と妖精 ブルターニュにケルト文明を訪ねて(2007/2/2より移動)

騎士と妖精―ブルターニュにケルト文明を訪ねて (音楽選書)作者: 中木康夫出版社/メーカー: 音楽之友社発売日: 1984/01メディア: 単行本 クリック: 63回この商品を含むブログ (2件) を見るケルト文明への私の興味は、ワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾル…

物語 アイルランドの歴史

物語アイルランドの歴史―欧州連合に賭ける“妖精の国” (中公新書)作者: 波多野裕造出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1994/11/25メディア: 新書購入: 3人 クリック: 19回この商品を含むブログ (8件) を見る自分の所属する会社にアイルランド出身の人がいた…

ケルト神話と中世騎士物語(2007/2/19より移動)

ケルト神話と中世騎士物語―「他界」への旅と冒険 (中公新書)作者: 田中仁彦出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1995/07/25メディア: 新書購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (12件) を見るこの本もあまり読んでいません。 最後まで読むと、ユン…