2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

7.4.1.オープン・モデル解法(2):Quantitative System Performance

「7.4.1.オープン・モデルの解法(1)」の続きです。(目次はこちら) システム応答時間 クラス客についての応答時間、、はその全てのデバイスでの滞在時間の合計である。 システム内平均個数 システム内のクラス客の平均個数はリトルの法則を用いて、ある…

7.4.1.オープン・モデルの解法(1):Quantitative System Performance

「7.4.解法」の続きです。(目次はこちら) 7.4.1.オープン・モデルの解法 をモデル内のクラスの数としよう。個々のクラスは到着レートを持つオープン・クラスである。で到着レートのベクトルを示す。オープン・モデルのクラスのスループットは入力仕様の一…

7.4.解法:Quantitative System Performance

「7.3.3.マルチプロセシング・システム」の続きです。(目次はこちら) 7.4.解法 複数クラス・モデルの解法は、個々の客クラスについて、稼動率やスループット、応答時間、待ち行列長といった性能尺度の値をもたらす。これらの解法は単一クラス解放の自然な…

皇女アナスタシアは生きていたか

皇女アナスタシアは生きていたか―歴史の闇に葬られた5人の謎をめぐって (福武文庫)作者: 桐生操出版社/メーカー: ベネッセコーポレーション発売日: 1996/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る 最近は、待ち行列ネットワーク以外のことを書こう…

7.3.3.マルチプロセシング・システム:Quantitative System Performance

「7.3.2.作業負荷増加のモデル化」の続きです。(目次はこちら) 7.3.3.マルチプロセシング・システム 考慮している構成は2台のCyber 173システムから成り、それらはプライベート・メモリとディスクのサブシステムと、さらにFederated File System (FFS)を…

7.3.2.作業負荷増加のモデル化:Quantitative System Performance

「7.3.1.単一クラス・モデルとの対照」の続きです。(目次はこちら) 7.3.2.作業負荷増加のモデル化 ここでスタディしたシステムはTOPS-10・OS上で特定目的ソフトウェア・パッケージを走らせるDigital Equipment Corporation PFP-10であった。スタディの目…

7.3.1.単一クラス・モデルとの対照:Quantitative System Performance

「7.3.ケーススタディ」の続きです。(目次はこちら) 7.3.1.単一クラス・モデルとの対照 このケーススタディでは仮定に基づいたシステムの単一クラス・モデルと複数クラス・モデルを対照させ、これらのモデルを使って、CPUアップグレードの応答時間への…

7.3.ケーススタディ:Quantitative System Performance

「7.2.作業負荷の表現」の続きです。(目次はこちら) 7.3.ケーススタディ このセクションでは性能予測を得るために複数クラス分離可能待ち行列ネットワーク・モデルが用いられるような3つの単純なケーススタディを提示する。最初のものは単一クラス・モデ…

7.2.作業負荷の表現:Quantitative System Performance

「7.1.導入」の続きです。(目次はこちら) 7.2.作業負荷の表現 第4章で示したように、複数クラス・モデルの入力は大体は単一クラス・モデルの入力と対応している。主要な追加の考慮はスケジューリング規律である。単一クラス・モデル内の客は互いに区別出…

7.1.導入:Quantitative System Performance

「6.8. 演習」の続きです。(目次はこちら) 7.1.導入 複数クラス・モデルは単一クラス・モデルと同じように、稼動率やスループットや応答時間のような性能尺度の見積を提供する。単一クラス・モデルに対する複数クラス・モデルの優位点は以下である。 出力…

第7章 複数ジョブクラスを持つモデル:Quantitative System Performance

7.1.導入 7.2.作業負荷の表現 7.3.ケーススタディ 7.3.1.単一クラス・モデルとの対照 7.3.2.作業負荷増加のモデル化 7.3.3.マルチプロセシング・システム 7.4.解法 7.4.1.オープン・モデルの解法 7.4.2.クローズド・モデルの解法 7.4.2.1.厳密な解法 7.4.2.2…

6.8. 演習:Quantitative System Performance

「6.7. 参考文献」の続きです。(目次はこちら) 6.8. 演習 1. 我々が、50名から70名までのオンライン・ユーザの全ての個体数について分離可能単一クラス待ち行列ネットワーク・モデルから得られる応答時間見積り値をグラフにしたいとしよう。 a. 仮…

6.7. 参考文献:Quantitative System Performance

「6.6. まとめ」の続きです。 6.7. 参考文献 単一クラス・モデルはもともと確率論の環境で調査された。Jackson [1963]は指数分布待ち行列のネットワークを記述し、それらの解が分離可能であることを示した。GordonとNewell [1967]はクローズド・ネットワーク…

6.6. まとめ:Quantitative System Performance

「6.5. 理論的基礎」の続きです。(目次はこちら) 6.6. まとめ この章で我々は単一クラス分離可能待ち行列ネットワークの構築と評価について調査した。分離可能モデルは以下の望ましい性質を持っている。 評価の効率:性能予測は分離可能モデルから非常にわ…

6.5. 理論的基礎:Quantitative System Performance

「6.4.2.2.近似の解法」の続きです。(目次はこちら) 6.5. 理論的基礎 分離可能待ち行列ネットワーク・モデルは、サービスセンターと客の振舞について制約を課すことによって得られた、待ち行列ネットワーク・モデルの一般クラスの部分集合である。「分離可…

魏志倭人伝・後漢書倭伝・宋書倭国伝・隋書倭国伝

新訂 魏志倭人伝・後漢書倭伝・宋書倭国伝・隋書倭国伝―中国正史日本伝〈1〉 (岩波文庫)作者: 石原道博出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1985/05/16メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 26回この商品を含むブログ (8件) を見る 子供の頃から邪馬台国は九州か…